パソコンの起動やアプリケーションの立ち上がりが遅くなってくる原因の一つとして、ハードディスクのフラグメントがあります。
ハードディスク内のファイルは利用していうちに断片化(フラグメント)されていきます。
断片化さた状態で使い続けると、散らばったファイルのデータを読みにいくため時間がかかるようになります。
Smart Defrag 3を実行すると断片化されたファイルのデータが連続化され、ファイルの起動が今までより速くなります。
Smart Defrag 3はWindows標準のデフラグより機能が強化され、高速で処理します。
特徴としては、
・高速化されたデフラグ機能
・ブートタイムデフラグ
・自動デフラグ
・スケジュール機能
と、豊富な機能を備えています。
インストール時の注意
インストール完了時に上記の画面が出ますが、チェックはすべて外しておきましょう。
次に、主な使用方法です。
起動画面で、デフラグしたいボリューム(ドライブ)を選択します。
分析ボタンを押すと現在のフラグメントが表示されます。赤い箇所がフラグメントの場所です。
デフラグボタンでデフラグを開始します。
この時、デフラグボタンの右にある矢印ボタンを押すと、以下のデフラグの種類が表示されます。
・デフラグのみ
・デフラグと高速最適化
・デフラグと完全最適化
・デフラグとファイルの優先化
下にいくほど より最適化されますが、時間がかかるようになります。
デフラグ終了画面です。フラグメントが改善されています。
・ブートタイムデフラグ
パソコン起動中にはデフラグできないMFTやページングファイル(ドライブ上にある仮想メモリ)をデフラグする機能です。
Smart Defrag 3の画面で対象ドライブの右端にある「ブートタイムデフラグ」のスイッチをオンにします。
画面上部にある詳細設定をクリックして設定を選択します。
設定画面の左カラムにある「ブートタイムデフラグ」を選択して、方法で「次回起動時のみ」を選択して「OK」ボタンを押します。
画面の真ん中あたり「ブートタイムデフラグ」タブを選択し、表示されたチェックボックスすべてにチェックを入れます。
パソコンを再起動します。起動の途中でブートタイムデフラグが始まります。
頻繁にデフラグを行うとハードディスクへの負荷が大きくなるので、パソコン起動後はブートタイムデフラグのスイッチはオフに戻しておきましょう。
・自動デフラグ
パソコンがアイドル時にデフラグを開始する機能です。
キー入力やアプリを起動した時など何かしらアクションが起きた時はデフラグを一時停止します。
Smart Defrag 3画面で対象ドライブの右にある「自動デフラグ」のスイッチをオンにします。
設定画面の「自動デフラグ」で
「何分以上アイドル時間が過ぎたらデフラグを行う」
「メモリ使用率が何%以上になったらデフラグを一時停止する」
の設定を行います。以上で自動デフラグの設定は終了です。
・スケジュール機能
設定画面「スケジュールデフラグ」を選択し「ステータス」を有効にします。
処理方法、ボリューム(ドライブ)、実行するスケジュールを設定します。